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埼玉県蓮田市立黒浜中学校



ごあいさつGreeting

校長あいさつ

校長室

 前、安藤義仁校長の後任として令和7年4月1日に着任いたしました堀内健司と申します。
 令和7年4月8日に第79回入学式及び令和7年度始業式を迎え、新年度が始まりました。本年度は、通常学級8クラス、特別支援学級2クラスでのスタートとなりました。
 入学式・始業式の式辞にて、校長としての思いを述べさせていただきました。
 ご一読いただけると幸いです。

<式辞>
 春本番。校庭の桜の木々は、生徒の皆さんの新たなスタートに合わせるかのように、満開となりました。
 (中略)
 只今呼名をもって確認させていただきました120名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生、職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。
 正門で皆さんを迎え入れた、本校のシンボルツリーである「こぶし」の木の花言葉は、友情・友愛・歓迎・信頼とされ、人と人の心をつなげる木として、生徒・教職員、本校関係者、更には卒業生・地域の方々の心のよりどころとして親しまれています。コロナ禍の生活を経て、多くの活動は再開されましたが、自身の考えを仲間に伝える力や人とよりよく関わる力などは、まだ、十分には回復していないと感じています。中学校三年間で、仲間とともに、色々な活動に積極的に取り組み、成功や失敗の体験を重ねることで、心身ともに、一回りも二回りも大きく成長してください。
 そのような願いも込め、黒浜中学校の目標は、「自ら学ぶ 自立・共生・創造」としています。この目標を達成するために、各教科などの授業はもとより、多くの学校行事、生徒会活動・委員会活動・部活動等、様々な体験・経験をしてもらうことで皆さんの力を高めます。そして、その積み重ねが今後の自信につながります。さらに、なりたい自分になるために、自分を見つめ、見直す中で、新しい自分の可能性に気づけます。
 また、黒浜中学校はキャリア教育にも力を入れています。自分は、どんな大人になりたいかを、じっくり考えてもらいます。周囲の人と上手に関わりながら、より良い社会をつくり、心豊かな生活を送るために、どのような取組みをして、どのような進路をとれば、自分の持っている夢や希望を叶えることができるのかということを、時間をかけて考えてもらいます。
 今までの話を聞くと、中学校生活は大変とか、難しいと思うかも知れませんが、そんなことはありません。皆さんは、中学校生活を楽しく、積極的に送ってくれればいいのです。本校には「一生懸命は美しい」という言葉があります。うまくいかなくても一生懸命頑張っている人を笑うことが無いよう指導しています。そして、新入生の皆さんは後ろを見てください。在校生の先輩がいます。本当に素直で優しく、皆さんが気持ちよく入学できるよう、準備をしてくれています。ぜひ、新入生の皆さんには、こういう先輩になりたいという「憧れの先輩」を見つけてください。
 在校生の皆さんにお話しします。102名の三年生の皆さん、80名の二年生の皆さん、進級おめでとうございます。私が4月1日に着任した際に、生徒会本部役員の皆さんから、メッセージカードをいただきました。ありがとうございました。その中に、三年生は人に対して優しく接することができる学年、二年生は何事にも全力で取り組む学年ですとありました。とても頼もしいです。ぜひ、行動で、新入生を引っ張っていきましょう。そして、先ほどとは逆になりますが「憧れられる先輩」になってください。
 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。本日よりお子様を黒浜中学校の生徒としてお預かりいたします。私ども教職員一同は、お子様の将来を見据え、全力で教育にあたります。本校では、中学校三年間で生徒の自立を目指します。社会の構成者として、将来にわたって、豊かで幸せを感じられる人生を歩むことができるようにするためには、学校と家庭・地域が連携し、お子様のためにそれぞれの立場で理解・協力し合うことが大切です。中学校では、「やる気にさせて、自分でできるようにする」「少しつらいことでも逃げずに立ち向かおうとする気持ちを認め、完璧にできなくても自分で結果に納得できるようにする」という指導・助言を行ってまいります。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 結びにあたり、新入生及び在校生の皆さんの、これからの生活が、充実したものとなりますよう心から祈念して、式辞といたします。

令和7年4月8日 蓮田市立黒浜中学校 校長 堀内 健司